- 英検に関するよくある質問とその回答をまとめています
- 英検のホームページを見れば分かる質問はここには掲載しません. 英検ホームページをご確認ください.
- 内容は定期的に加筆、見直しをおこなっていきます.
英検全般について
準1級、1級共に新形式で
・1次試験の英作文の出題形式が変わったこと
・CSEスコアが導入されたこと
が大きな変更点です.
英検1級と準1級は分野によって差が大きいものもあればそこまで差がないものもあります.
例えば語彙は英検1級では圧倒的にレベルが上がりますが、リスニングはそこまで大きなレベル差はありません.
詳細はこちらの記事にまとめてあります.
英検準1級が7000語レベル程度、1級が10000語レベル程度と言われています.
パス単だけでも語彙問題25問中20問弱は正解できると思います.
以前に分析した結果を記事にしているので詳細はこちらをご確認ください.
不可能ではないですが、効率が悪いです.
準1級合格のためには準1級の単語帳を使った方が良いでしょう.
指定された受験センターでパソコンを使用した受験方式で、英検3級から準1級までCBTで受験することができます.
試験の内容は通常の英検と変わらず、資格としても全く同じ扱いとなります.
個人的な話になりますが、私は英検1級合格時のTOEICのスコアは965点でした.
またTOEIC800点後半で英検1級に合格した方も知っています.
なので英検1級合格レベル=TOEIC800後半〜900後半ぐらいではないかと思います.
できます.
ただし大学により扱いは異なるので詳細は各大学が開示している受験情報をご確認ください.
ここ数年で受験料の値上げが進んでいます.
21年度は新型コロナウイルスの影響により、試験会場を必要数確保することが難しくなっており経費がかかっていることから大幅な値上げが発生しています.
英検のFAQに回答があります.
英検のページにある通り、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ホノルルの4箇所で受験することができるようです.
過去問について
直近3回分は英検のホームページから入手できます.
それより前のものは市販のものを購入する必要があります.
古い過去問は新書として書店で購入することはできないため供給が少なく、またリスニングで昔の過去問から同じ問題が出題されることがあるため古い過去問が欲しいという需要が大きいことから、需要と供給の関係により価格が高騰しているものと思います.
はい、英検準1級及び英検1級のリスニング大問1では以前に一度出題された問題と全く同じ問題(=リサイクル問題と呼ばれています)が出題されています.
英検1級のリサイクル問題についてはこちらの記事にまとめています.
旺文社の全問題集か数学社編集部の赤本シリーズのどちらかが良いでしょう.
ただし赤本シリーズは1級はカバーしていないので1級の過去問が欲しい方は全問題集が良いでしょう.
例年2月に新しいものが出版されています.
最近の教材はサイトからリスニングの音源をダウンロードできるものも多いので、ダウンロード可能であればCDの購入は不要でしょう.
また音源のダウンロードは期間が決まっていることが多いので、もし指定された期間を過ぎている古い過去問を中古で購入する場合には別でCDの購入も必要になるでしょう.
メルカリに出品されていないかチェックしてみましょう.
どうしても欲しい場合は値段が高めですがAmazonで中古のものを購入すると良いでしょう.
リスニングについて
問題ありません.
先読みについてはこちらの記事で解説しているのでよければご確認ください.
英検ではリスニング中にメモを取ることは問題ありません.
メモを取る際のポイントはこちらの記事で解説しているのでよければご確認ください.
英作文について
与えられたポイントを1字1句そのまま使う必要はありません.
品詞など形を変えても問題なく、ポイントが指す意味、意図を英作文の中に含んでいれば問題ありません.
英作文の採点基準は以下の通りです.
- 内容
- 質問に対する解答となっているか
- 論理の繋がりは適切か
- 具体例や根拠などを交えながら論じているか
- (準1級の場合)与えられたポイントを使っているか
- 構成
- 全体の構成
- 各パラグラフ内の構成
- 語彙
- 各級に合った適切なレベルの語彙が使われているか
- スペルミスや使い方の誤りがないか
- 文法
- 文法ミスはないか
- 様々な構文や表現を使い、文が単調になっていないか
私がオススメしているのは1行に書く語数を決めておくということです.
1行あたりの語数が決まっていれば行数と掛け算することで語数を計算することができます.
詳細は以下の記事にまとめているのでご覧ください.
【英検】英作文での語数マネジメント模範解答はレベルが高いので同じように書けなくても構いません.
真似できそうなところをつまみ食い的に真似して使ってみると良いでしょう.
ネットニュースによると人とコンピュータの両方でチェックをしているそうです.
2次試験について
短いと減点される可能性があります.
例えば2分と指定されているものについては最低でも8割にあたる1分40秒ぐらいはもたせたいです.
まずは日本語で良いのでニュースをチェックする習慣をつけると良いでしょう.
また就活生向けに時事のトピックが広く解説されている本を活用してみるのもおすすめです.
1-2回聞き返す程度であれば減点されません.
質問の理解があやふやなまま答えてしまうと、見当違いな解答をしてしまう可能性が高いため聞き返しましょう.
以下、聞き返す際に使える表現です.
- I beg your pardon ?
- Could you say that again, please ?
- Would you mind repeating that question ?
英検準1級 2次試験の流れは以下の通りです. 試験の時間は入室から退出まででだいたい10分弱になります.
以下のような質問が聞かれます.
基本的に受験者ご自身のことを聞かれるので、自己紹介+αの内容を準備しておけばOKです!
- How did you come here ?
- What do you usually do on weekends ?
- Could you tell me a little bit about yourself ?
英検のホームページで2次試験の流れを確認することができる、バーチャル2次試験という動画コンテンツもあるので事前に確認しておくと良いでしょう.
2次試験の内容は4コマ漫画のナレーションと質疑応答の二つです.
1.ナレーション
ナレーションはカードに書かれた4コマ漫画の内容を説明するというものです.
カードを確認して話す内容を考える時間が1分間与えられ、その後ナレーションを2分間でおこないます.
カードのイメージは以下の通りで、下部には4コマ漫画が掲示されています.
2.質疑応答
質疑応答は面接官から聞かれる4つの質問に答えます.
1つ目の質問は4コマ漫画に関する質問で、必ず「もしあなたが4コマ目の主人公だったらどうするか?」という質問になります.
残りの3つの質問は社会や環境など4コマ漫画とは直接は関係のない一般的な質問がされます.
準1級2次試験の採点基準は以下の通りで、38点満点で22点以上で合格です.
- ナレーション
- 4コママンガのストーリーを1分で準備して2分でナレーション
- 配点は15点満点
- Q&A
- マンガに関連する質問1つ、一般的な質問3つの質疑応答
- 配点は各質問5点満点で合計で20点満点
- アティチュード
- 積極的か、声は明瞭か、自然な対応か
- 配点は3点満点
英検1級は英語ネイティブの外国人が1人、日本人が1人の計2人です.
英検準1級は1人で外国人、日本人どちらに当るかは会場によるようです.
勉強法や教材について
まずは英検のホームページに掲載されている過去問を入手し、本番と同じ条件で取り組んでみましょう.(=現状把握)
その後に目標点との差(=課題)を把握し、その差を埋めるためにやるべきことをリストアップし学習計画を立てて進めましょう.
英検準1級と1級の対策についてはざっくり下記の記事にまとめているのでご確認ください.
英検準1級に合格したいあなたへ送るロジカル合格戦略 英検1級に合格したいあなたへ送るロジカル合格戦略更に詳しくご相談したい方は英語学習のコーチングの受講をご検討ください.
英単語の覚え方を以下の記事でご紹介しています.
【永久保存版】英単語の覚え方後で記載します.
後で記載します.
下記のページに詳しくまとめています.
【英検1級】おすすめ教材下記のページに詳しくまとめています.
【英検準1級】おすすめ教材それぞれ特徴があります.
単語帳毎の重複などの分析結果は下記のページに詳しくまとめています.
【英検準1級】パス単、単熟語EX、究極の英単語 etc. 単語帳の重複を比較してみた 【英検1級】パス単、キクタン、単熟語EX、究極の英単語 etc. 単語帳の重複を比較してみた