【リスニング】英語が聞き取れない原因の自己分析方法

1. スクリプトを読んで内容を理解できるかどうか?

聞き取れない英語のスクリプトを読んで内容を理解できるかどうか確認しましょう.

スクリプトを読んで内容を理解できない場合には 2. リスニング力以外が不足している可能性 へ.

スクリプトを読んで内容を理解できる場合には 3. リスニング力が不足している可能性 へ.

2. リスニング力以外が不足している可能性

英語を適切に聞き取るためにはリスニングの力以外も必要になり、それらが不足していることにより聞き取れない可能性があります.

具体的には

  • 語彙、文法、構文等の知識が不足している
  • 言い換えが分からない(国語的に)
  • 背景知識が不足している

などが考えられます.

不足している部分を補うことで英語が聞き取れるようになる可能性があります.

3. リスニング力が不足している可能性

スクリプトを読んで理解はできるが聞き取れない場合にはリスニング力が不足している可能性があります.

音が聞き取れない場合は 4. 音が聞き取れていない可能性 へ.

音は聞き取れているが内容が頭に残らない場合は 5. 内容が頭に残っていない可能性 へ.

4. 音が聞き取れていない可能性

英語の音が聞き取れない原因は様々な要因が考えられますが代表的な要因として以下が考えられます.

  1. 単語の発音を間違って覚えている
  2. リンキングにより予想している音と実際に発音されている音が異なる
  3. 英語のスピードが速い(早口)
  4. 訛っている

各課題に対する対策としては以下が考えられます.

  1. 単語学習の際に音源を使い、発音まで確認することを心がける
  2. 発音本に取り組み、リンキングのルールを知る
  3. 聞き返し可能な場合はゆっくり話してもらう. 練習中から速度を上げて英語を聞くことを心がける
  4. 聞き返し可能な場合は再度話をしてもらう. 各地域の英語の訛りに慣れる

5. 内容が頭に残っていない可能性

聞いた英語の内容が理解できていない原因として内容が頭に残っていないという可能性も考えられ、具体的には以下の要因が考えられます.

  1. 集中力の欠如
  2. 音に意識をフォーカスし過ぎている
  3. 頭の中で英語→日本語→内容理解という処理をしており、処理が追いついていない

上記の要因については資格試験であれば問題慣れや事前準備(先読み)などで対応できる可能性があります.

英検の先読みの方法については以下の記事で詳しく紹介しています.

【英検】リスニング問題の先読みについて

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