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2-1. The Feminine Mystique
アメリカにおけるフェミニズム運動のきっかけとされている、1963年出版のベティ・フリーダン(Betty Friedan)の著書に関する文章です.
第1パラグラフでは20世紀の女性が母、専業主婦、妻として理想を持ちつつも現状とのギャップに苦しむ状況をfeminine mystiqueと呼び、本に纏めたということが述べられています.
第2パラグラフでは歴史的な流れから女性がどのようにして単なる消費者として扱われるように変わっていったかについて説明しています.
第3パラグラフでは著者が白人で上流階級に分類される属性であるため、マイノリティや労働者階級からこの著書が避難された件、とはいえ社会に大きな影響を与えた件について述べています.
いつも通り、この本についても背景知識は全くありませんでしたが文系で世界史を選択されている方は知っているものなのかもしれません.
選択肢はあまり迷うものはなく、比較的選びやすかったのではないでしょうか.
2-2. The Reid Technique
リードテクニックと呼ばれる容疑者の尋問法に関する文章です.
第1パラグラフではリードテクニックの概要と1つ目の問題点、第2パラグラフでは2つ目の問題点がそれぞれ紹介されています.
また第3パラグラフではリードテクニックの代替手段として活用されている新たな尋問法について解説しています.
リードテクニックのWikipediaによると新たな尋問法はPEACHモデルというようです.
詳しく知りたい方はwikiの説明を読んでみると勉強になると思います.
3-1. Eisenhower vs. McCarthy
1950年代にアメリカで起きたアイゼンハワー大統領(アンチ共産主義派)とマッカーシー上院議員(アンチ共産主義派を追放しようとした派)との争いについて紹介しています.
アイゼンハワーはマッカーシーの批判に対して沈黙を続け、カウンターの証拠が揃ってから一気に対応したというお話です.
今回の中で高いレベルの語彙がたくさん登場し個人的には一番難しかったです.
上院はSenate、下院は(The) Houseです.
3-2. Darwin’s Abominable Mystery
自然淘汰の原理であるダーウィンの進化論では説明が付かない、angiosperms「被子植物」の進化の不思議について解説しています.
第1パラグラフではダーウィンの進化論、被子植物について説明が付かない点を導入しています.
第2パラグラフでは数学のモデルにより、被子植物が存在した時期について化石が示す時期よりもより前であることを突き止めたという話を紹介しています.
第3パラグラフではDNA解析により、被子植物が急速に進化した要因としてより多くの細胞を小さい容量にすることができたためであることを突き止めたという話を紹介しています.
gymnosperm「裸子植物」、angiosperm「被子植物」は単語の意味を知らなくてもなんとなく対比する植物なのだろうという推測で読み進めることができるでしょう.
本文章も元ネタっぽい記事をScienceで見つけました.
文章を読んだ後に記事の中に埋め込まれている解説動画を見てみるとより理解を深めることができそうです.
3-3. Fernand Braudel and The Mediterranean
後で書きます.