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概要
おそらくパス単4訂版の一つ前の版と思われる、Pass単熟語1級・準1級を古本で入手したのでレビューします.
特徴
・発売時期
初版の発行が2008年4月1日、重版の発行が2010年.
今から15年以上前に発売された単語帳です.
・収録語数
1級の4訂版・5訂版の2400語(うち句動詞300語)に対して、改訂新版では2500語で単語の収録語数が100語多い. 句動詞は300語で同じでした.
・収録語いのレベル
1級の改訂新版の収録単語のレベルはざっとみた感じ、4訂版と同じか少し簡単なものも含まれている印象でした.
句動詞は4訂版に掲載されているものが、改訂新版にも多数掲載されており、昔からあまり変わっていない感じでした.
ということで私が知る限りのパス単シリーズの中で一番難易度が高いのは4訂版ということになります (パス単1級5訂版はかなり簡単な単語が含まれているので).
・構成・デザイン
特筆すべき構成の違いは、単語帳には例文が一切掲載されておらず、例文は別冊の冊子にまとめて掲載されている点です.
この本の初版が発売された2008年ぐらいは、「単語は例文とセットで学習する」ということが当たり前ではなかったのかもしれないと感じました.
(今ではほぼ全ての単語帳が例文とセットで掲載されており当たり前になっている.)
ただし例文だけがまとめられた別冊だけでも十分学習をすることができ、別冊は薄く持ち運びに便利なので、意外とこのような構成もアリなのかもしれないと思いました.
英検1級パス単は「4訂版」がおすすめ
他の記事でも書いていますが、英検1級の語い対策は最新の5訂版よりも4訂版のパス単の方が難しい語いが掲載されておりおすすめです.
書店には置いていませんが、Amazonなどネットでは購入することができるので、これから単語帳を購入しようと考えている方は4訂版の購入を推奨します.