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本記事の目的
英検1級の語彙対策においてパス単をマスターした後に究極の英単語vol.4を取り組む際に知っておくと良いことを共有し、語彙対策に役立てていただく.
パス単→究極の英単語をオススメする理由
私がパス単マスター後に究極の英単語vol.4をオススメしている理由は2点あります.
1. パス単マスターだけで語彙問題で正解できるのは最大で20点弱ぐらいだから
パス単の見出し語、派生語を完璧にマスターしても、語彙問題の正解選択肢として出題されるのは17問から多くて20問ぐらいです.
これでも十分なので、試験本番まであまり時間がない人はパス単のみでOKですが、まだ試験本番まで余裕がある方は究極の英単語に取り組むことで確実に20問以上正答することができるようになります.
詳細は下記記事をご参照ください.
【英検1級】パス単からの語彙問題の出題率計算してみた2. パス単に掲載されていない単語が究極の英単語vol.4に多く掲載されているから
パス単とパス単以外の英検1級向けの他の単語帳(単熟語Ex、キクタン)を比較すると、見出し語として掲載されている単語が結構重複しています.
そのため2冊目に着手する単語帳としてはパス単との重複が一番少ない、究極の英単語vol.4をおすすめしています.
詳細は下記記事をご参照ください.
【英検1級】パス単、キクタン、単熟語EX、究極の英単語 etc. 単語帳の重複を比較してみた究極の英単語に取り組む際のtips3選
パス単に未掲載の単語が多く登場する範囲
時間的な余裕がある方は通常の取り組み方通り、前から順番に進めていけばOKです.
単語学習にかけられる時間が限られており、優先度を付けて進めたい方は以下の範囲が特にパス単との重複が少ないのでまずは下記範囲から優先的に進めると良いでしょう.
1. Level10のNo.9600からNo.10000
2. Level11のNo.10500からNo.10800
3. Level12のNo.11200からNo.11800
専門用語は飛ばしてOK
究極の英単語vol.4の特徴として各分野のニッチな専門用語が掲載されているという点があります.
例えば、動物の名前(stag「雄ジカ」)、植物の名前(fern「シダ類」)、化学の用語(neutron「中性子」)など.
もちろんこれらニッチな専門的な単語を覚えられるに越したことはないですが、英検1級の語彙対策が目的であればこれらの単語は飛ばして他の汎用的な英単語を覚えることを優先した方が良いでしょう.
別売のCDは不要
究極の英単語は別売のCD(3000円ぐらいします)がありますが、通常の単語帳のように英単語→その意味(日本語)という方式ではなく、英単語のみが収録されています.
そのためあまり使い勝手が良くないので別売のCDは購入する必要はないと思います.