この記事では英語学習のコーチングをさせていただいた事例をご紹介させていただきます.
今回は2022年度第1回英検で1級2次試験突破、そして英検1級合格を達成されたKさんのご紹介記事です.
Contents
事前情報
Kさんは2020年度第2回の受験で英検1級1次試験を突破されてましたが、20年度第2回、第3回の2次試験でそれぞれ不合格となり、今回が英検1級2次試験、3回目のチャレンジでした.
特にスピーチの得点が1回目が5点、2回目が4点と苦手意識を持っておられました.
2022年のGW前からコーチングを開始し、試験本番までのおよそ2ヶ月間サポートをさせていただきました.
コーチング内容
模擬面接
skype通話で繰り返し模擬面接を実施しました.
まずは苦手とされているスピーチに特化して模擬面接を実施し、スピーチを短い時間で選択する練習、時間内にスピーチの内容を準備する練習、2分間をフルに使い止まらずにスピーチする練習などを繰り返しおこないました.
その後スピーチが軌道に乗ってきた後に、質疑応答も含めて本番と同じ形式で練習をしました.
フィードバックを元に個人練習で改善
上記の模擬面接に加えて、スピーチの個人練習もお願いしました.
具体的には模擬面接でフィードバックした内容を、次の模擬面接までに改善ができるように、日常の個人学習で意識していただくようにお願いしました.
実際に模擬面接→個人練習で改善の流れを繰り返すことで、大幅な改善が見られました.
日々の学習管理
学習のモチベーション維持を目的として、日々の学習の進捗を毎日メールで報告していただき内容をチェック致しました.
また学習の内容で気になるポイントがあればその際にはこちらからコメントし、学習の方向性の修正をしました.
コーチング結果
さて以下が英検1級の2次試験の結果です.
本日英検の結果発表があり、3回目の受験でついに2次試験を突破され、英検1級に合格することができたというご連絡がありました!
これまでの受験で苦労されていた、スピーチでは8点取ることができており、合計スコアは621点で合格でした.
コーチングをご受講いただくまでは、2次試験が難しく、英検1級を諦めようと思っていたとのことでしたが、3度目の2次試験挑戦で実力を発揮され合格され、本当に良かったです!
毎日コツコツと努力を継続されてきた成果ですね、本当におめでとうございます!!
やって良かったこと、あまり効果がなかったこと
合格のご報告をいただいた後、Kさんとお話しさせていただき、1級2次試験対策でやって良かったこと、あまり効果がなかったことをそれぞれコメント頂きました.
学習の参考になさって下さい.
やって良かったことは過去問の問題に多く触れて練習をしたこと、いわゆる質より量を重視したこととのことです.
実際にKさんはコーチングを開始されてから10年分を超える過去問のスピーチトピックについて、内容を考えスピーチ練習をされていました. この圧倒的な量が、最終的にはスピーチの質にも良い影響があったとのことでした.
逆にあまり効果がなかった学習方法としては、以前の受験時に、1つのスピーチに完璧な内容の解答案を準備する学習をされており、質の高い回答は作成できたものの、1つ1つに解答を作成するのに時間がかかるため、多くのスピーチトピックに触れることができなかったので、あまりお勧めできないとのことでした.
また過去問の模範解答についてはレベルが高すぎて難しいので、単語など使えそうなもののみ部分的に取り入れ、スピーチや質疑応答の回答は自分の意見、自分の言葉で考えることを意識したこともやって良かったとのことでした.
まとめ
さて、今回はKさんの英検1級のコーチング事例を紹介させていただきました.
今回ご紹介したのはKさんのケースであり、コーチングの内容、方法はそれぞれのクライアント様に対応させていただきます.
もしご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください.