本記事の目的
英検1級の2次試験対策としてスピーチや質疑応答に対応するため、持ちネタを整理する際に有効なマインドマップについてご紹介します.
英検1級2次試験の難しさ
英検1級2次試験では即興で2分間のスピーチとスピーチに関連した質疑応答が課されます.
スピーチのお題は社会、経済、国際などの問題について自分の意見を主張する必要があり、しっかりと事前に準備をして臨まないと中々対応するのは難しいでしょう.
私が考える英検1級2次試験の難しさは以下の通りです.
- 話す内容を整理するための準備時間が少ない
- 様々な分野の問題についてそれなりの意見を求められる
これら2つの難しさに対応するために本記事でご紹介するマインドマップを活用することが有効になります.
マインドマップとは
マインドマップとは考えを導出、整理するための手法で、ビジネスの場でもよく用いられます.
思考したいテーマを紙の中心に書き、そこから派生するアイデアやキーワードを思うがままに書いていき、関連があるものを線で結んでいくことで頭の中で複雑になっていた考えを可視化し整理することができます.
ご参考までにマインドマップの詳しい説明はwikiをご確認ください.
実際に私は就職活動の面接の前に志望動機や学生時代に頑張ったことなどをマインドマップを作成し整理していました.
2次試験対策のためのマインドマップの作り方
ではマインドマップを使ってどのように英検の2次試験の準備をすれば良いでしょうか?
テーマを決める
まず初めにアイデアを整理する対象、テーマを決めましょう.
あまり具体的なものではなく、抽象度が高いものをテーマにすると良いでしょう.
テーマが決まったら紙の中心にそのテーマを書きましょう.
ちなみにマインドマップを作成するためのアプリもありますが、私は紙とペンの方がアイデアがより整理しやすいと感じておりオススメです.
アイデアを書き出す
アイデア出しの際はあまり難しく考える必要はなく、基本的には自由に書いていけばOKで、どんどん追記していきましょう.
中心から離れていくにつれてより具体的な情報が出てくると良いでしょう.
確認する
マインドマップは作成して終わりではありません.
2次試験に向けて頭の中を整理すること、内容を確認すること、可能であれば大体の情報を覚えることで高い効果を発揮します.
マインドマップを作成していて情報が増えてごちゃごちゃしてきたら葉っぱの部分を中心にした新たなマインドマップを作るのも良いでしょう.
またあまりアイデアが出せていないところも可視化されるので、その部分はネットや本などで情報を調べてアイデアを足していくということも重要です.
以下、Chinaというテーマで私が作成したマインドマップです. (見た目重視でアプリで作成しましたがこの前に紙で検討しました)