この記事では英語学習のコーチングをさせていただいた事例を紹介させていただきます.
今回はTOEICでベストスコア690点を取ることができたFさんの事例です.
※Fさんにはブログ記事にすることに関しての許可はいただいております.
Contents
事前情報
Fさんはコーチング前のTOEICベストスコアは450点でした.
現在の業務では英語を使うことはないが、将来的に英語を使う部署に異動したいとのことでした.
が、グローバル思考が強いもののTOEICのスコアが低いことにコンプレックスを持っておられました.
詳しくお話を伺うと、普段英語の勉強は全くしていないとのことでした.
自分で学習の管理をすることができず学習がなかなか継続できないとのことでした.
そこで毎日の学習を習慣化すること、そしてまずは短期的な目標としてTOEICで4ヶ月以内に200点アップの650点取得することを目標に定め、2019年7月末からコーチングを始めさせていただきました.
コーチング内容
学習状況はデイリーで報告してもらう
上述の通りFさんは一人では学習を続けることがなかなか厳しいとのことだったので、毎日学習状況をメールで報告してもらうことを約束しました.
報告が来ないこともあり、その際にはこちらからフォローさせていただくこともありました.
結果、報告しなければならない状況ができあがり、毎日少しでも学習に取り組み報告せねばという気持ちになったとのことでした.
また毎日学習状況を報告していただくことで学習進捗の管理やつまづいたポイントもタイムリーに把握・対処することができました.
まずはパート別に対策、取り組みやすいパート2とパート5から
学習内容はまずはパート別に対策を進めていきました.
初めに取り組みやすく、結果に反映されやすいパート2、5に取り組んでもらいました.
パート2はTOEIC初心者特急パート1・2のパート2の範囲を使って問題パターンに慣れることと徹底的に数をこなすこと、
パート5は文法を一度体系的に復習してもらうためにTOEIC英文法でるとこだけ!を使って学習してもらいました.
そして1周取り組んだ後は、実際の模試を使い、決めた時間内に問題を解くための戦略を練り、実践を繰り返してもらいました.このテキストは33の鉄則がシンプルにまとめられており最低限のポイントをおさえるには適しています.
初心者の方が最初に分厚い文法書に取り組むと、途中で挫折する可能性が高いので、ポイントをおさえたシンプルなものを選ぶ方が良いでしょう!
次にパート3、4の対策に取り組む
パート3、4の対策としてを購入して問題の形式に慣れてもらうことと、先読みのトレーニングをおこないました.
この結果、完璧に先読みを実践することはできないものの、パート3、4を自分のペースで回答することが少しずつできるようになり、得点率が大幅に上がりました.
最後にパート7、重要なのはどこまで解くか決めておくこと
そして最後に長文読解問題のパート7の対策をしました.
使った教材は公式問題集です.
長文は時間がかかりどう頑張っても最後までは終わらないとのことで、あらかじめ塗り絵で対応する問題数(捨て問)を決めておき、その代わり取り組む問題には集中して取り組む戦略としました.
実際にどうやったら時間内に目標としている塗り絵数で収めて(Fさんの場合は20問塗り絵)、取り組んだ問題の正答率が上がるか模試形式で取り組みながら試行錯誤してもらいました.
パート別学習と並行してボキャビルも
また上述のパート別の学習に加えて、単語力をつけるためにボキャビルにも取り組んでもらいました.
使った単語帳はTOEIC公式ボキャブラリーブックです.
英単語の掲載がアルファベット順で並んでいるなど欠点もありますが、TOEICを運営しているETSから出版されており、頻出の簡単な語彙をカバーしているので初心者の方に適していると思います.
また今インスタで英単語に関連のある写真を投稿していますが、当時はインスタはやっておらず、メールで個別に英単語に関係ある写真とコメントを送らせていただいてました.
単語帳×写真の効果でパート別学習でも少しずつ単語が分かり問題が解けるようになったという感想が増えてきました.
コーチング結果
コーチングの結果はすぐに出ました.
まずコーチングを始めて約2ヶ月後のTOEICで当時のベストスコア+125点の575点を取得.
その後勢いに乗り、2ヶ月半後のTOEICではさらに+85点の660点.
この時点で目標としていた650点は達成します.
さらにその1ヶ月後に会社で受けたIPテストでは690点を取得されました.
ここまで一度も伸び悩むことなく結果を出せたのはすごいですね!
- コーチング前:450点
- 第243回公開テスト(2019/9/29実施):575点(R:225/L:350)
- 第245回公開テスト(2019/12/15実施):660点(R:270/L:390)
- 会社でのIPテスト(2019年1月実施):690点(R:320/L:370)
TOEICスコアを240点伸ばしたという結果はインパクトが大きく、会社での上司との面談でも自信を持ってアピールすることができ評価してもらえたとのことでした.
まとめ
さて、今回はわたしがコーチングさせていただいたFさんのTOEICのコーチング事例を紹介させていただきました.
今回ご紹介したのはFさんのケースであり、コーチングの内容、方法はそれぞれのクライアント様に合わせてやらせていただきます.
もしご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください.