【英検1級】2021年度第2回リーディング感想

2-1. Jewel Wasps and Cockroaches

jewel waspは別名でエメラルドゴキブリバチと呼ぶようです. wikipediaにも詳しく解説されているので目を通しておくとより理解が深められそうです.

またjewel waspが毒を注入しゴキブリを操り幼虫を産むところまでを撮影している動画がYoutubeにアップロードされていました. グロい映像が大丈夫な方はこちらをご覧いただくと理解が深まると思います.

wield「巧みに使う」、venom「毒」、larva「幼虫」はパス単1級には載っていませんでしたが究極の英単語vol.4には掲載されていました.

文脈からの推測でもなんとか読めますが、これらの単語を知っているとより正確に理解ができるので余裕がある方は究極の英単語vol.4まで取り組まれることをお勧めします.

派生学習

holometabolous insect(完全変態昆虫)はegg→larva(幼虫)→chrysalis(蛹)→imago(成虫)の順で変化し成長する.

 

2-2. Bertolt Brecht and Epic Theater

1900年台のドイツの劇作家、ベルトルト・ブレヒトの劇の特徴について紹介しています.

あまり劇に興味がない私からしてはピンと来ない内容でした.

ベルトルト・ブレヒトのwikipediaのブレヒトの演劇という章で本文と同じような内容が紹介されているので理解を深めるために読んでみると良いかもしれません.

3-1. Usury an Sin

usury「高利貸」について昔は違法であり禁止されていたということについて歴史的な背景を紹介しています.

usuryはほとんどの人が知らないと思うので文脈で解釈する必要がありますが、それ以外では難単語はなく比較的読み易い内容だと思います.

派生学習

最後の文で出てくるloan sharkもusuryと同じく「高利貸、ヤミ金」という意味です.

 

3-2. The Classification Debate

動物の分類方法について、技術の発達により分類のための基準が細かくなり種類が増えているというお話です.

taxonomy「分類法」がこの文章の内容を示す単語ですが、基本的に知っている人はいない難単語だと思うので文脈で推測する必要があります.

第4パラグラフで紹介されていたオーストラリアのディンゴの絶滅について10年前の記事ですがScientific Americanにも投稿されていました. より深く知りたい方は読んでみると良いでしょう.

3-3. The Trail of Tears

The trail of tears「涙の道」というアメリカの先住民であるインディアンを強制移動させた際のお話です.

私は理系出身で世界史の勉強はしっかりしていないので本内容についても知りませんでしたが、大学受験で世界史をしっかり学習した方には簡単な内容だったかもしれません.

本文を読んだ後にwikipediaの冒頭の概要を読んでみると内容の確認ができると思います.

リーディングの第5問だけあって分量は多いですが、語彙レベルや内容的にも比較的理解しやすく読みやすかったです.

Youtubeでも約3分の動画ですがThe trail of tearsの概要について纏めているものがありました. 興味のある方は見てみてください.

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