【英検】英作文対策で大切なマインドセット9選

本記事では英検準1級/1級の英作文対策をおこなう上で意識しておきたい大切なマインドセットを9個ご紹介します.

100%には到達しないので試験当日まで課題を探し改善し続ける

1つ目は英作文対策は試験当日まで課題を探し改善し続ける姿勢が必要であるということです.

英作文は他の単元と異なり、○か×かゼロイチで結果が出るものではなく、様々な基準で評価がされます.

そのためどんなに対策をしても全ての基準でパーフェクトであり、非の打ち所がないレベルまで到達するのはほぼ不可能と言えます.

自分自身でここまでできたからOK!と線引きをするのではなく、試験当日まで課題を探し改善を続けることが求められます.

答えを知ること(結果)よりも思考のプロセス(過程)が大切である

2つ目は参考書などの模範解答を見ること、またそれらを覚えることよりも、どのように考えたらそのような質の高い解答が自分でも書けるか、思考のプロセスを知ることの方が大切ということです.

例えるならば人が釣った魚を譲ってもらって満足するのではなく、どうやったら安定して自分自身1人だけでも魚を釣ることができるかを考えるというようなイメージです.

英作文のノウハウについては本サイトでも様々な記事を公開しており、英作文を書くための思考法についても詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください.

信頼できる人に添削してもらう

3つ目は1人で取り組まずに信頼できる人に添削してもらうということです.

英作文においては自分で正しいと思っていることも客観的な視点で他の人に見てもらうと間違っているということは往々にしてあります.

特に英作文の論理展開や内容についてはしっかり見てアドバイスをくれる、信頼できる人を探して添削してもらうと良いでしょう.

なぜそれではダメか?なぜそれだと良いか?明確な理由とともに(感覚的な指摘ではなく)説明してくれる人だとなお良いでしょう.

情報の正しさよりも読み手の納得感が大切である

4つ目は英作文で扱う情報の正しさよりも英作文を読む人が納得してくれることが大切であるということです.

あくまで英検の英作文なので、扱う情報やデータの正確さは余程実際のものと乖離がない限りは特に問われません.

例えば英作文の中で日本の人口について触れるときに、1億2000万人でも1億人でもどちらでも良いでしょう.

人によってはこういったデータの正しさに拘りたいという方もいますが、それよりも説得力のある、読む人が納得する内容に仕上げることの方が大切です.

自分の英語力をアピールする場だと認識する

5つ目は英作文の解答は自分の英語力をアピールする場所であることを認識するということです.

簡単な単語を使うよりは少しでも難しい単語を使った方が、短い文よりは長い文の方が(長過ぎるのはNGですが)評価は高くなる傾向があります.

英作文を時間内に書けるようになってきたら、少しでも自分の英語力を高く評価してもらえるように、1つの単語の選択からよりレベルを上げるにはどうしたら良いかという視点で意識してみると良いでしょう.

単語レベルのセルフチェックの方法としてオンライン辞書のweblioで単語のレベルがチェックできるので目安として参考にしよりレベルの高い単語を使うようにしましょう.

weblioの表示例. deteriorateは英検1級レベルとされています.

本番で自信が持てない単語や表現は使わない、練習では積極的に使う

6つ目は自信が持てない、使ったことがない単語や表現は本番では使わないということです.

本番では練習で身につけてきた確実に正しい、自信が持てる単語や表現のみを使い解答を作成しましょう.

逆に練習では確実なものだけ使っていては語彙や表現のレベルが上がらないので、積極的に新しく覚えた単語や表現を試し、正しいものを覚えていきましょう.

時事を勉強する方にシフトしない

7つ目は英作文のアイデアや具体例が出せないからといって時事を勉強する方向にはシフトしないということです.

1級英作文で求められる語数は200-240語なので、そこまで深く時事情報を知らなくても高得点の英作文を書くことはできます.

時事を勉強すること自体が悪いわけではないですが、英作文を書く練習をしながら足りない部分があれば調べるというぐらいで十分です.

英作文が苦手な方が英作文を書くことから逃避してしまい、日本語または英語で時事の勉強をすることにシフトしてしまうケースがあるので注意が必要です.

書きたい表現が書けないときにはそのままにせず調べる

8つ目は分からないこと(具体例、フレーズ、単語など)はそのままにせずすぐに調べるということです.

特に英作文を書いていて「こう書きたかったのに英語でうまく表現できなかった」ということがあればチャンスと捉えましょう.

次に同じ思いをしないように忘れないうちにその表現を調べましょう.

初めは調べる回数が多く大変かもしれませんが、その積み重ねが英作文の質だけでなく英語の総合力を高めてくれます.

調べたものがストックされる仕組みを作っておく

9つ目は調べたものをストックできる仕組みを作っておくということです.

調べてその場で理解して終わりとしてしまうと、復習ができずまた同じように調べる必要が出てきてしまい効率が上がりません.

吸収率を高めるために、手段は紙のノートでもオンラインのメモ帳でもなんでも良いので、どこかに調べたことを一元管理するようにしましょう.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です