本記事の目的
ライティングやスピーキングで使いたい単語や表現が思い出せないときに、どのように言い換えを考えていけば良いかについて解説します.
言い換え発想法
類義語
1つ目は類義語です.
これは言いたい単語の類義語を事前に学習しインプットしておく必要があるので、言い換えの発想法としてハードルは高めかもしれません.
例) postponeを類義語のput offで言い換え
The party was postponed. 「そのパーティは延期になった.」
→ The party was put off. 「そのパーティは延期になった.」
否定
2つ目は否定です.
言いたいことをストレートに表現するのではなく、notを使って表現できないか考えてみると言い換えの表現が思いつく場合があります.
例) postponeをnotを使って言い換え
The party was postponed. 「そのパーティは延期になった.」
→ The party was not held. 「そのパーティは開催されなかった.」
情報を付加(具体化)
3つ目は情報を付加するということです.
言いたいことの情報を付け加えること(=具体化すること)で、言い換え表現を考えるということです. 少し情報が増えてしまいますが、何も言い換え表現が思い浮かばないよりは良いでしょう.
例) postponeを情報を付加して言い換え
The party was postponed. 「そのパーティは延期になった.」
→ They had to have a meeting instead of holding the party. 「彼らはパーティを開催する代わりにミーティングを実施しなければならなかった」
情報を削除(抽象化)
4つ目は情報を削除するということです.
これは4つ目とは逆の発想で言いたいことのニュアンスの一部を取り除いてしまい、抽象度を上げて表現するということです.
例) postponeを情報を削除して言い換え
The party was postponed. 「そのパーティは延期になった.」
→ The party was canceled. 「そのパーティは中止になった.(延期には別日に開催するニュアンスがあるが中止にはそのニュアンスは含まれない)」