概要
22年度第3回の英検1級をロンドン会場で受験してきたのでどんな感じだったかを本ブログでまとめます.
今後ロンドン会場で受験される方の参考になれば嬉しいです.
受験手続き
まず受験手続きですが、日本の会場の申込サイトとは別でロンドン会場用のサイトがあります(以下です).
https://applyab.eiken.or.jp/london/
ここから申し込みをして受験します.
ちなみに1級の受験料は140£だったので、今日のレート(1£=160円)で計算してみると22,000円ぐらいですね.
日本では英検1級の受験料は11,800円なので大体2倍弱ぐらいします.
受験準備
日本では郵送で受験票がくると思いますがロンドン会場では、受験日のおよそ1週間前ぐらいに受験票相当のものがメールで送られてきました.
これを自宅で印刷して写真を貼って会場に持っていく感じでした.
この紙一枚だけで本当に大丈夫なのかと若干不安な感じがありました. あとは本人証明のためにパスポートを持っていきました.
またコロナ対策のために当日会場に行く前にヘルスチェックのアンケートに答える必要もありました.
この結果はスクリーンショットで残しておき、会場の入り口でスタッフの人に見せる必要がありました.
受験当日
会場に行くまで
私が受験した回では英検1級は午後からでした. (毎回この時間なのかは不明なので、念のため時間はご自身で受験票を確認なさってください.)
会場はUNIVERSITY OF WESTMINSTER MARYLEBONE CAMPUSというところでした.
最寄駅はベイカーストリート駅で、駅から5分もかからないぐらいのところでした.
駅前にはシャーロックホームズ像があったのでとりあえず拝んでおきました.
↓が会場の外観です. ロンドンの大学ってハリーポッターみたいな古めの風情がある建物なのかなーと勝手に期待していましたが、日本の大学とあまり変わらない量産型っぽい図書館のような感じの建物で少しガッカリでした.
午前中の受験を終えたと思われる日本人の方を駅前や会場付近で多く見かけましたが、localの大学生も少しだけいました.
会場到着後
少し早めに到着しましたが受付まで時間があるのでお手洗いを借りるために入場させてもらいました.
現地のスタッフの方は全員日本人だったので、ここでは英語は不要でした.
英検受験者用の男性トイレは個室が二つしかなかったので、先にこのタイミングで済ませておいて良かったです. (後から見たら混んでました.)
そして受付開始後、並んで順番に処理をしてもらいます.
上述の受験票とパスポートを見せて、受験票にハンコをもらい会場に入場しました.
英検1級は2部屋あり、私はwoodという教室でした.
会場で気になったこと
会場で気になったのは大学の教室ということもあるのか、机の縦幅が狭いということです.
解答用紙がギリギリ入るくらいの縦幅で、少しやりづらい感じがありました.
また隣の人との距離についても長机、長椅子で一席空けてすぐなので、結構ぎゅうぎゅう感があり、隣の人に迷惑にならないように筆圧とかページめくる音とか気を付けなければとか思っちゃいました..
ちなみに主観ですが1級の受験者層は日本の会場と比べると小学生や中学生の方がより多く受験されている感じがしました.
もちろん半分ぐらい大人の方も普通にいるので大人の方で受験を考えている方も別に浮かないので普通に受験されると良いと思います.
ちなみにネタバレになっちゃうのでここでは書きませんが、今回の英作文の問題は個人的にすごく難しかったと思いました.
こんな難しい題材を、小学生で理解して英語で論じられているなら本当すごいなーと思います.
ちなみに日本の受験時とは異なり問題用紙は回収されてしまい、持って帰ることはできませんでした.
公式での解答も出ないので合否は通知が来るまで分からないというところは海外受験のデメリットでしょう.