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概要
チャットインターフェースで利用可能なOpen AIのChatGPTの英検の単語学習への活用方法を検討してみました.
英検1級のような難しい単語を覚える必要がある試験対策では、単語を覚える手助けになってくれるかもしれません.
活用方法
覚え方を教えてと聞いてみる
今回は例としてdocileという英検1級レベルの英単語を例として取り上げてみました.
ChatGPTに英単語docileの覚え方を教えてとインプットした結果が以下の通りです.
語源、例文、見た目、読み書きを繰り返すという4つの方法が提案されました.
見た目で覚えるという方法はよく分かりませんが、語源、例文はヒントにはなりそうです.
使い方を例文で教えてと聞いてみる
追加で例文について更に聞いてみます.
docileの使い方を例文で教えてとインプットすると5つの例文が返ってきました.
例文で覚えるのが好きだけど、単語帳に載っている例文だとピンとこない方や様々な例文で覚えたい方はChatGPTに良い感じの例文を複数生成してもらうというアプローチはアリかもしれません.
会社の同僚との会話で使うならどんな感じ？と聞いてみる
例文についてもう少し踏み込んで、シチュエーションを指定して生成してもらうこともできます.
例えば以下の通り、docileを会社の同僚との会話で使うならどんな感じ？と聞いてみたところ、仕事でのシチュエーションっぽい例文が5つ返ってきました.
会社の同僚以外にも、学校でとか、会議でとか、家族との会話でとか色々な条件の指定方法はありますね.
ご自身が使うかもしれないシチュエーションを指定してインプットすると良いでしょう.
語呂で覚えられないか聞いてみる
docileを語呂で覚えられないかも聞いてみました.
3つ返答があり、2つ目なんかは意外と使えるかもしれません.
AIなので無限に答えは生成できるので、繰り返し聞いていくうちに素晴らしい語呂を教えてくれるかもしれません.
一緒に使うことが多い単語を聞いてみる
一緒に使うことが多い単語、つまりコロケーションについての情報が欲しかったので、docileと一緒に使うことが多い単語を教えてと聞いてみたところ以下の返答がありました.
docileが形容詞なので並列で並べることができる他の単語が返ってきました.
どちらかというとdocileの後ろに置くことが多い名詞について聞きたかったので、これは私が求めていたものと少し異なる結果が返ってきてしまいました.
コロケーションを教えてと聞いてみる
上記を踏まえて、ストレートにコロケーションを教えてとインプットしたところ、期待していたdocileの後ろに置くことが多い名詞が返ってきました.
docile以外の単語でもコロケーションについて試してみた結果が以下です.
英検1級の語彙問題ではコロケーションを知っていると一瞬で問題が解けることがあるので、このようにコロケーションをChatGPTに聞いて覚えておくと効果的だと思います.
複数の単語を使って例文を作ってとお願いしてみる
例えばどうしても覚えられない単語が複数あったときにそれらをまとめて1文に入れて例文を作ってもらうということもできます.
以下はdocileとtransparentとfallacyという全く関係がなさそうな3つの単語を一緒に使って例文を作ってもらった例です.
ちょっと意味がわからない例文が返って来たので聞き返しました.
追加で3つの例文を生成してくれて、個人的にはこちらの方がわかりやすい例文になった気がします.
まとめ
ChatGPTはAIなので必ずしも返ってくる情報が全て正しい訳ではないですがが、使い方によっては英単語を覚えるための助けになると思います.
使えるツールはどんどん取り入れて、英語学習方法もアップデートしていくと良いでしょう.
引き続き私も色々試してみて、この記事も更新していきます.
