【英検準1級】2020年度第3回リーディング感想

2-1. The Wallet Experiment

サイフを拾った人がどのような振る舞いをするかという心理学の実験について、財布の中身の条件が変わると結果が変わるということについて説明しています.

難しい単語も使われておらず、内容も具体的で分かりやすい部類だと思います.

ちなみに第1パラグラフのdesireは強く欲している場合や性的な欲望のニュアンスで使われることが多いです.

2-2. An Unusual Relationship

タイトルのunusual relationship「独特な関係」はblack rhinoceros「クロサイ」とred-billed oxpeckers「アカハシウシツツキ」の関係性のことです.

視力がほとんどないサイの背の上に乗った鳥が敵が近づいてきた時に知らせることでサイを助けているというものです.

peckerのpeckは「突つく」という意味でそこから突つく者=「キツツキ」という意味になります.

派生学習

以下は擬音語に関連した動詞です.

  1. hiss「シューっと音を立てる」 ※本文第2パラグラフ2文目で登場
  2. tick 「カチカチと音を立てる」 ※本文第2パラグラフ3文目で登場
  3. bang 「バンと音を立てる」
  4. snap 「パチンと音を立てる」
  5. rustle 「サラサラと音を立てる(葉っぱが擦れるような)」
  6. sizzle 「ジュージュー音を立てる(肉を焼くような)」

3-1. Bike Sharing in Seattle

シアトルでこれまで展開されてきた二つの自転車シェアリングサービスについて紹介しています.

第1パラグラフで紹介されていたPronto Cycle Shareの失敗の原因についてはBloombergの記事で詳しく解説されていました. 興味のある方はこちらからどうぞ.

ちなみにイギリスでは最近は自転車に加えて電動スクーターのシェアリングサービスを街中でよく見かけます.

3-2. Antarctica’s Wildlife

南極大陸において人類が活動をすることによる悪影響について紹介しています.

Antarctica「南極」はthe Antarctic Poleやthe South Poleと表現する場合もあります.

ちなみに北極はthe Arctic Poleと言います.

3-3. Darwin’s Paradox

ダーウィンの逆説と言われる、透き通って青い海が生物が暮らすには適しているという説と、実際のところはその逆の状態の海に多くの生物が暮らしているという実態の乖離について解説しています.

綺麗な海に多くの生物が暮らしているのはそこに生物の栄養源であるプランクトンが多く存在するからであり、ある意味エコシステム上では正常と言えるようです.

チャールズダーウィンというと進化論が有名ですがその他にも色々な功績があるのですね.

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