【英検英作文】アイデアを出す

このシリーズでは英検英作文の書き方を1から丁寧に解説していきます!苦手な方でも理解できるように詳しく丁寧に説明しますのでご安心ください.

英検英作文について

どんな問題が出る?

はじめに、英検英作文で出題される問題について触れておきます.

英検英作文では、準1級/1級どちらも社会、環境、国際、技術などの分野のことがらについて意見を問う問題が出題されます.

例えば、2020年度第1回では以下の問題が出題されています.

2020年度第1回 英検準1級

Is it a good idea for local governments to build tourist sites, such as theme parks and museums?
[POINTS: Construction costs / Effect on local people / Spending by visitors / The environment]

2020年度第1回 英検1級

Agree or disagree: Improving relations with other Asian nations should be a priority for the Japanese government

どう解答すれば良い?

英検英作文は以下の4つの基準で採点されます.

特に一つ目の「内容」は最も大切であり、論理的かつ様々な具体例や根拠を織り交ぜて解答をする必要があります.

英検英作文の採点基準
  1. 内容
    • 質問に対する解答となっているか
    • 論理の繋がりは適切か
    • 具体例や根拠などを交えながら論じているか
    • (準1級の場合)与えられたポイントを使っているか
  2. 構成
    • 全体の構成
    • 各パラグラフ内の構成
  3. 語彙
    • 各級に合った適切なレベル語彙が使われているか
    • スペルミスや使い方の誤りがないか
  4. 文法
    • 文法ミスはないか
    • 様々な構文や表現を使い、文が単調になっていないか

英作文を書く前に・・・

具体例や根拠を織り交ぜながら解答をするためには、英作文を書く前にどんな内容を書くかアイデアを出しておく必要があります.

書く内容を決めずに英作文に着手することは地図を持たずに旅に出るのと同じで、途中で迷子になってしまう可能性が高いためです.

またアイデアを出す際にはどんな問題が出題されても慌てないように、思いつきに頼らずにこれから紹介するアイデアの出し方を用いて考えるようにしてください.

アイデアの出し方

アイデアの出し方は以下の通り、2つあります.

問題に応じて使いやすい方を使ってみてください.

アイデアの出し方①:抽象的な視点から考える

一つ目は抽象的な視点から考えるということです.

抽象的な視点というと難しい感じがしますが、大学の学部名と解釈すると分かりやすいと思います.

例えば、経済的な視点、科学的な視点、国際的な視点など全て抽象的な視点です.

そしてこれらは大学の学部として全て存在しますね.

また上記以外にも抽象的な視点はあるのでご参考までにご紹介しておきます.

抽象的な視点の例
  1. 社会系
    国際、社会、経済、政治、法律、経営、商業
  2. 文科系
    倫理、教育、歴史、芸術、文化
  3. 科学技術系
    技術、環境、健康、科学、医学、IT、安全、衛生

アイデアの出し方②:集合を分割して考える

二つ目は集合を分割して考えるということです.

こちらも集合と聞くと難しそうですが簡単です.

例えば、人という集合を3つに分けてそれぞれの人の視点で問題を見てみるのです.

一例として人という集合を年齢別に見ると、子ども、成人、老人と3つに分割することができ、問題で与えられたことがらをそれぞれの視点で見ることで、英作文のアイデアを出します.

ご参考までに他の例もご紹介しておきます.

集合を分割して考える例
  1. 人の集合を組織の大きさという視点で分割
    国(政府)、企業、個人
  2. 人の集合を組織の役割の違いという視点で分割
    政府、企業、学校 (産官学といいますね)
  3. 国の集合を貧富という視点で分割
    先進国、発展途上国、中所得国

実際の問題での例

実際の問題を使ってアイデアの出し方を実践してみましょう.

ケース①

一つ目の問題は冒頭でご紹介した2020年度第1回の英検1級の問題です.

Agree or disagree: Improving relations with other Asian nations should be a priority for the Japanese government

日本語にすると・・・

日本政府はアジア諸国との関係を改善することを優先するべきである、賛成か反対か述べよ.

といった感じですね.

この問題は一つ目の方法でアイデアを出せそうです.

例えば、以下の通りです.

  1. 経済的な視点:アジア諸国との関係改善は日本にとって経済的なメリットがありそう
  2. 安全的な視点:緊張関係にあるアジア諸国との関係改善は日本近郊の安全に繋がりそう
  3. 文化的な視点:日本がアジア諸国との関係改善をすることで、国家間の文化交流が増えそう

ここで大切なことは発想をオープンにして、色々な視点で問題を見てみることです.

抽象的な視点を活用することで思いつきではなかなか出せないような、思いがけないアイデアが出せることも多いです.

ケース②

二つ目の問題は冒頭でご紹介した2018年度第1回の英検1級の問題です.

Agree or disagree: Japan will benefit overall from hosting the 2020 summer Olympics

日本語にすると・・・

2020年の五輪開催することで日本は利益を得られるか.

という意味になります.

この問題は二つ目の方法でアイデアが出せそうです.

例えば、以下の通りです.

  1. 国の視点:多くの人が世界中から集まることで国の経済発展のきっかけになりそう
  2. 企業の視点:世界中から注目するされる大会に国内企業がスポンサーとして関わることで知名度を上げられそう
  3. 個人の視点:様々な国から多くの人が来るので交流するチャンスが増えそう

このように二つ目の方法で簡単にアイデアを出すことができます.

まとめ

この記事では英作文の初めにおこなうアイデア出しの方法について2点ご紹介させていただきました.

アイデア出しは練習して回数をこなすことが大切です. ぜひご自身で問題に取り組んで実践してみてください.

また実際の問題を使ったアイデア出しの実演についても記事にしているので宜しければこちらの記事も参考にしてみてください.

【英検1級】英作文のアイデア出し実演10問

アイデア出しの次のステップ「構成メモを作る」について以下の記事で解説しているので、チェックしてみてください.

【英検英作文】構成メモを作る

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