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この記事の目的
文章の質を上げるためには発想力や構成力はもちろん、見直しが適切にできるかが大切になります.
この記事では文章の質を上げるために一人でできる効果的な見直しの具体的なポイントを6点ご紹介します.
その1. 他の人の視点で読んでみる
1つ目は他の人の視点で書いた文章を読んでみるということです.
いわゆる客観的な視点でチェックするということです.
客観視と言われてもなかなかすぐに実践することは難しいと思うので以下を意識してみると良いでしょう.
- 読み手を具体的に想像し、その人に憑依した気持ちでチェックする
- 自分が文章を書く際に置いている前提が、読み手も同じく前提に置いて読んでくれるか?
その2. 時間を空けて読んでみる
2つ目は文章を書いた後に時間を空けて読んでみるということです.
よくある話ですが、夜に書いたラブレターを朝読み返してみると、とても恥ずかしい内容を書いていてとても出せるようなものではないなんていうことと同じです.
文章を書いた直後は書き手視点になっているため気にならない点も時間を空けて読んでみると後から修正したほうが良いポイントが見えてくるものです.
時間がないという人は1時間でも良いので文章を書き終えてからチェックするまで時間を空けてみると良いでしょう.
その3. 印刷してみる
3つ目は印刷して紙ベースでチェックしてみるということです.
本ポイントは主にPCやスマホなどのデジタルで書いた文章が対象です.
紙に印刷することでPCの画面では意識しづらい全体感を意識することができます.
そのため、特に数ページにわたる長めの文章をチェックする際に有効になると思います.
その4. 音読してみる
4つ目は書いた文章を音読してみるということです.
音読することで、誤字脱字、文章のリズム、句読点の位置、言葉の重複・不足などに気づきやすくなります.
すらすら音読できないということは改善すべき課題が潜んでいるということです.
その5. チェックリストを作る
5つ目は自分が間違いやすいポイントをまとめたチェックリストを作成するということです.
これは私も英作文の練習をしていた時に実践していたポイントで、主に他の人から指摘してもらったポイントなど、同じミスを繰り返さないために有効です.
ポイントを全て覚えてチェックすることは難しいので、チェックリストを用意しておき、新しく指摘された段階でポイントを追記し、リストを常にアップデートして管理しておくと良いでしょう.
その6. ドキュメント作成ソフトでスペルチェックする
6つ目はドキュメント作成ソフト、例えばwordなど使ってスペルチェックをするということです.
ドキュメント作成ソフトのスペルチェックの精度は高いので、例えばメールで書いた文章をコピー&ペーストしてチェックしてみると意外と引っかかることがあります.
まとめ
さて、今回は文章の質を上げるために使える見直しのポイントを6点ご紹介させていただきました.
どれもすぐに実践できるものなのでぜひ試してみてください.